今年は全国的に桜の開花が例年より早いですね。
気温も上がり、室内外問わず塗装などの工事を行うのにはいい季節になってきました。
というわけで、今回は室内の聚楽(じゅらく)壁の塗り替え工事の様子をアップします。
聚楽壁とは、土壁の一種で、その昔豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第付近で産出された土を用いたのが由来とされています。
あたたかみのある上品な仕上がりで、調湿・断熱・吸音・消臭などの効果もあります。
風情ある和室によく使用され、昔から茶室などにも多く使われています。
しかしながら、どの素材でもそうですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。
聚楽壁の場合は、もろく剥がれやすい、施工の手間がかかる、などのデメリットがありますが、
それも含めて自然素材の良さと思われる方にはぜひおすすめしたいですね。
さて、今回は玄関の聚楽塗り替えを施工しました。
三日後、下塗りした壁が乾いているのを確認し、
再び養生をしてから仕上げ塗りを行います。
仕上げの色は、レモンイエロー的な薄い黄色です。
金運がアップしそうですね。
仕上げ塗りが終わりました。
写真では白っぽく見えますが、実物は薄い黄色です。
もちろん塗りたてなので、触っちゃダメです!
何度も言いますが、白っぽく見えていますが黄色です(笑)
あたたかみのある優しい色合いに仕上がりました。
そして!現在ホームページを大幅にリニューアル工事中です。
公開をお楽しみにお待ちください!